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トルコギキョウがメインの切花生産グループです
by hanashokunin


イチゴ残留農薬問題

 昨日の暖かさより一転して、今日は朝から会津盆地は、猛吹雪です
磐越自動車道も、会津若松インターから磐梯熱海インターまで、吹雪の為、朝から通行止めに成りました
例年だと割と当たり前の事なのですが、暖冬の今年は慣れていないせいか、家から一歩も出たくない”ホワイトアウト”状態です
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 JA鹿沼イチゴ部の「とちおとめ」から、基準値を超える農薬成分「ホスチアゼート」(線虫の駆除に使われる殺虫剤で、イチゴの定植前に土中混和使用)が新潟市中央卸売市場に出荷した8380パックのうち、1パックが新潟市保健所の検査で発覚しました
JA鹿沼では、安全性が確認されるまで、自主出荷停止をすると供に、その日のうちに回収可能なイチゴを廃棄処分しました・・・・・・廃棄処分したイチゴの総額、約2000万円
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我が家の現在のイチゴ「紅ほっぺ」の圃場の様子です(全国の産地でもマルチを使用)

当地区のイチゴ研究会では、「ホスチアゼート」は使用していませんが、仮に使用していたとしても、定植前に土中混和した農薬が、イチゴの果実に付着するのは考えにくいです
研究会の友人と話し合った結果、唯一考えられるのは農薬の成分が水に溶けて、それが何らかの原因でイチゴの果実に飛散したかでした・・・・・研究機関で無いので、推測です
いずれにしても、農家が故意でした事ではありません
TVのワイドショーで、ある女流作家が不二家を例に挙げ、イチゴ農家まで消費者を騙すのかとコメントしていましたが、決してそうではありません
風評被害は大きいです
地元のスーパーでは、鹿沼産だけでなく栃木県産のイチゴまで、店頭から撤去した店もあります
今後、イチゴ全体の動きが悪くなるのが心配です
当地区の、イチゴ研究会では、今年も地元のスーパーで”エコファーマー”の旗を立てて、宣伝活動をする予定です         いわぶち
by hanashokunin | 2007-02-04 20:25
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