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トルコギキョウがメインの切花生産グループです
by hanashokunin


花の不耕起栽培との出会い!!

昨年12月、我々、“花職人Aizu”のメンバーはMPSの申請をしました。
MPSの申請をきっかけに自分の考え方も変えないとね。”申請しました。提出書類を毎月出すだけで、意識の変化になるのか・・??そんな思いから
福島県郡山市で花を作っている、H氏(不耕起栽培農家)葉何年も前から不耕起栽培で、トルコ・ストック・キンギョソウを作っている話を以前、山内君から聞いた話を思い出しました。早速、山内君(以前からH氏に数回話を聞いている)に聞き、H氏に電話しました。
都合は2月1日が良いとの事で、行って来ました。
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                             見事に揃った不耕起のストック
H氏は昭和10年生まれ。昭和30年から農業に従事する。
菊作り――カーネーション作り――現在はトルコ、ストック、きんぎょ草を栽培している。
高齢になり、奥さんと二人で農業してるので、出来るだけ省力で花作りをしたいのが
原点だとか?

H氏に挨拶して、ハウスまで歩いて行く途中にH氏からの質問で、「科学肥料の欠点は何ですか??」との質問に・・・・慌てて、適当に硫酸ですか?と答えた。
その通り、化学肥料には硫酸と塩酸が半分以上は入っているので、土は酸性化し、土壌中の微生物を死滅させてしまう、これが連作障害の要因だと思うよ!
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                    マルチには平成14年の作付け品種は確認できた。
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                   収穫中の様子、収穫、葉かき、束ねを畑でやる
そこでH氏は”植酸農法”を実践している。
植酸とは・・・?
植物が自分の体を維持し、生育するために、自分の体内で生産し、根から分泌する様々の有機酸および糖類を言う!!
植酸農法のもう一つの利点は糖類が多くなるので、花持ちは飛躍的に良くなり、凍害に強くなるらしい。
寒さに強くなれば暖房費の節約にもなる。
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                     有っても、無くても良いようなストーブ貰ったとか?
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                                10日前に定植したトルコ
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                  通路はモミガラ、葉や茎の残渣、がやがて分解!”
MPSを申請しました。何が変るの?では無く、自ら変ろうとするきっかけ作りが、大きな
1歩に繋がると思います。
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                       キンギョの種取がまだなのでトルコと共存
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                            とても軟らかな土で、根が張りそう・・
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郡山市まで行ったので、先日折原君のブログで紹介された、郡山駅前の花屋さん(プチフルール)に寄って来ました。
あいにく、菊田さんや社長さんは留守でしたが、可愛い女性のスタッフと話が出来たので良かったかも??
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                       郡山駅前の花屋さん”プチフルールさん
                       また長文になってしまった ゆだ ひろひとでした。
 
by hanashokunin | 2007-02-04 00:57
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