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トルコギキョウがメインの切花生産グループです
by hanashokunin


お葬式、その後

昨日、祖父の49日法要も無事に終了しました
何となくホットした気持ちです


お葬式のその後は・・・・・・・・・
祖父の葬儀が23日、翌日は一日片付けに終われ、25日は日中ハウスの除雪
夕食後また除雪、除雪、除雪
結局夜半過ぎまで

翌26日は、朝起きると家から出れず(大雪で玄関が埋まっていた)
トイレの窓からようやく外に出て、この日は初七日にあたっていたので、取りあえず家の周りを除雪していました
そこへ近所の方が
「薫、ハウス大丈夫か?俺はやれれた」

除雪機をその場において、ハウスまで走りました
声が出ませんでした
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この時ほど、職業に農業を選んで後悔したときはありませんでした
この場から逃げたい気持ちでいっぱいでした

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昭和43年に宮袋いちご研究会ができ、今までの幾多の豪雪にあっても、研究会でハウスを倒壊した会員はいませんでした
しかし今回は、15名中無傷な会員は2名のみ
後は大なり小なり被害にあいました

研究会会員も例外でなく、私が若手3番目と言うように高齢化が進んでいます
「後は、イチゴ作り辞めた」
「残ったハウスだけでやる」
私を含めて、皆が意気消沈していました

設立当初から、研究会は出荷先を首都圏に向けず、地元に新鮮なイチゴを供給し続けてきました
地産地消と叫ばれる以前から実践していました
その産地が存亡の危機に

そんな中で、ビックニュース
会津若松市が、復旧費用の三分の一を補助する事に

直ぐに、研究会で説明会を開いたところ
「地獄に仏とはこのことだな~」
「イチゴ辞めると思ったけど、やられた半分は建て直すか」
「俺も、やっかー」

26日に壊滅的被害を受けた、宮袋いちご研究会

地区全体が、暗い雰囲気に包まれていました


ようやく、復興への明るい道筋が見えてきました

会津若松市のご英断に感謝します
有り難うございましたm(__)m


追伸
今回の大雪被害で、トラウマになり研究会会員は少量の降雪でも、こまめにハウスの除雪をしています
私も当然ですが、その他に転ばぬ先の杖です
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by hanashokunin | 2011-02-07 20:17 |        いわぶち
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